羽生、エキシビションは「気持ちのこもった演技ができたら」…ユヅに聞く

スポーツ報知
練習前、他のフィギュア選手とショートトラック競技をまねてスタートした羽生は、バランスを崩して壁に激突した

 フィギュアスケートは23日に女子フリーが行われる。ショートプログラム(SP)で自己ベストを更新し5位につけた坂本花織(シスメックス)が、17歳10か月の冬季五輪日本女子最年少メダルへ逆転表彰台を狙う。坂本とSP4位の宮原知子(19)=関大=に、男子66年ぶり連覇の羽生結弦(23)=ANA=は「頑張ってほしい」とエールを送り、25日夜の閉会式に出席する意向を示した。

 ◆ユヅに聞く

 ―開放感は。

 「自分自身を追い込んでいたし、かける思いもあった。開放感というより達成感。これからのスケートは右足といろいろ相談しながら、自分が楽しみながらっていうことを考えたいな」

 ―同学年の高木美帆が金銀銅メダル。

 「素直にすごいと思っています。技術力がすごいんだろうと思うし、そこに行きつくまでの考え方って、やっぱりそれぞれの人が違うものを持っている」

 ―アクセルジャンプについて。

 「完成度を高めたい。自分がどこの場所で一番跳びやすいかを考えながら。アクセルをちょっと改造している状態」

 ―エキシビションの「ノッテ・ステラータ」は。

 「ソチの『ホワイトレジェンド』は僕が震災の頃の自分の経験を重ねたもの。今回は震災から立ち直って、みなさんが少しでも元気になるような、明るくなるような、気持ちのこもった演技ができたら」

 ―リンクの外でしたいことは。

 「まだスケートのことを考えている。何をやってもやっぱりスケートのことを考えてしまう。リンク外でやるとしたら、やっぱりスケートのトレーニング」

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