宮原知子、自己ベスト更新での4位に「やれることは全てできた」

スポーツ報知

◆平昌五輪第15日 ▽フィギュアスケート女子フリー(23日、江陵アイスアリーナ)

 ショートプログラム(SP)4位から出た宮原知子(19)=関大=は、ノーミス演技で146・44点をマーク。後半演技の3回転ルッツ―2回転トウループ―2回転トウループのコンビネーションなど11個すべてのジャンプで加点をもらい、ステップ、スピンでは最高レベルで評価されるなど取りこぼしのない見事な演技を見せた。合計222・38点とフリー、合計とも自己ベストを更新したが、4位でメダルには届かなかった。

 ◆宮原知子に聞く

 ―残念な結果になったが。

 「自分のやれることは全てできたと思うので、この場に来れたことが光栄に思ってますし、すごく感謝しています」

 ―SP、フリー、合計と自己ベスト。最後はガッツポーズまで出た。

 「ここまで来たからには、やってきたことすべてを出したいと思い滑りました」

 ―この1年はけがもあり、思うように練習もできなかった。ここに立てたことをどう思う。

 「本当に周りのサポートがなければ、ここまで来ることができなかったと思うので。結果は悔しいですけど、やれることはすべてやった。次につながると思います。まだまだ課題はたくさんありますけど、それを見直してまた次につなげたいです」

 ―初めての五輪の舞台は。

 「もう想像以上に夢の世界というか…。思う存分楽しめたと思うので、また自分のスケートを見直して頑張りたいです。まだまだ自分がやらなければいけないこととか、できることはたくさんあると思うので、また上を目指して、海外の選手にもどんどん食い込めるように頑張りたいです」

 ―ファンへ。

 「この五輪まで本当にたくさんの応援をしていただいて。言葉では言い表せないぐらいの感謝の気持ちでいっぱいなので、本当にありがとうございましたとお伝えしたいです」

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