カーリング女子「日韓戦」メダルかけた戦い始まる

スポーツ報知

◆平昌五輪第15日 ▽カーリング女子準決勝 日本―韓国(23日、江陵カーリングセンター)

 カーリングで男女通じて史上初めて五輪1次リーグを突破した日本代表(世界ランク6位)の「LS北見」は、メダルをかけて韓国(8位)との準決勝に臨んだ。

 日本は不利な先攻。第1エンド序盤からハウスに石がたまる展開。韓国サードのダブルテークアウトが決まり日本の石が減らされ、大量失点のピンチに、スキップ藤沢五月(26)のラストストーンはダブルテークアウトならず。韓国のラストストーンでヒット&ステイを確実に決められ、3点を奪われる立ち上がりとなった。

 韓国は今、最も勢いに乗るチームだ。世界ランクは日本より下の8位だが、1次リーグは7連勝で締めくくり8勝1敗の首位。突破のかかった20日の米国戦は、3500人収容の会場に人があふれかえり、立ち見の観客まで出現。地元スポーツ紙が1面で報道するなどブームがわき起こっている。

 美女スキップ対決としても注目された一戦。スキップ藤沢五月(26)によれば、相手の金恩貞は眼鏡を取り、髪をおろすと「きれ~い!っていう感じ(笑い)」という。「きれいさでは負けるので、ショットで頑張ります」と意気込みを語っていた。

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