大谷級!?雪上の「二刀流」レデツカがスキーに続き本職スノボでも金

スポーツ報知

◆平昌五輪第16日 ▽スノーボード女子パラレル大回転(24日、フェニックス・スノーパーク)

 雪上の二刀流が歴史を変える偉業を成し遂げた。アルペンの女子スーパー大回転で金メダルを獲得したエステル・レデツカ(22)=チェコ=が、“本職”スノーボードのパラレル大回転を制し、2冠を達成した。予選を1位で通過して順調に勝ち進み、決勝では、準々決勝で日本の竹内智香を下したイエルク(ドイツ)を0秒46差で破り、優勝した。

 アルペンスキーとスノーボードの両方で五輪に出場するのは史上初で、当然2冠も初。もともとはスノーボードのトップ選手で、世界選手権は2015年にパラレル回転、17年はパラレル大回転を制している。アルペンで勝った際は「こんなことが起きちゃうなんて。(時計が)故障したのかと思った。みんな叫んでいた。それでやっと現実だと分かった」と、番狂わせにきょとんとしていた22歳。スノーボードでは、前評判通りの強さを見せつけた。

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