高木菜那、女子マススタートで金メダル 団体追い抜きに続き2個目

スポーツ報知
金メダルを獲得し両手を突き上げる高木菜那

◆平昌五輪第16日 ▽スピードスケート女子マススタート決勝(24日、江陵オーバル)

 新種目の女子マススタート決勝は16人で争われ、団体追い抜きで金メダルを獲得した日本の高木菜那(25)=日本電産サンキョー=が、今大会2つ目の金メダルを獲得した。日本選手団としては今大会4つ目の金メダルとなった。

 高木菜は最終コーナーでインから先頭のオランダ選手を差し、トップに躍り出ると、最後の力を振り絞ってバックストレートで逃げ切った。ゴール直後は両手を突き上げガッツポーズ。国旗を背に、ウィニングランを決めた。1大会2個の金メダルは、98年長野五輪のスキージャンプ・船木和喜以来の快挙となった。女子では夏季大会を含めて初めて。

 “氷上の競輪”と呼ばれ、駆け引きの妙も要求されるマススタートは、1周400メートルのリンクを16周。4周ごとに1位=5点、2位=3点、3位=1点が与えられ、ゴール順位は1位が60点、2位40点、3位20点をゲットするルールで行う。

スポーツ

×