カーリング女子が銅メダル!英国を5-3で破る

スポーツ報知
銅メダルを獲得し、スタンドに手を振る(左から)吉田夕梨花、吉田知那美、藤沢五月、鈴木夕湖、本橋麻里

◆平昌五輪第16日 ▽カーリング女子3位決定戦 日本5―3英国(24日、江陵カーリングセンター)

 英国との3位決定戦に臨んだカーリング女子日本代表「LS北見」は、1次リーグで敗れた相手に5―3で雪辱し、銅メダルを獲得した。日本勢のカーリングでの五輪メダル獲得は男女通じて初めて。

 両チームとも複数点を取れないまま、3―3で迎えた第9エンド(E)。不利な先攻ながらスキップ藤沢がラストストーンでガードの後ろへ隠すドローショットに成功。英国スキップに自軍のガードをはじいて日本を押し出す高難度の“レイズ・テークアウト”を選択させた。英国がはじいたストーンは日本の脇をすり抜け、値千金の1点をスチールした。

 第10Eは丹念にショットを重ね、英国がラストストーンでミス。日本がナンバーワンストーンとなり、連続スチール。日本選手は一瞬困惑した表情を見せたが、すぐに氷上で涙を流して抱き合った。

 カーリング女子は正式種目となった98年長野五輪から6大会連続出場。過去5大会での最高成績は長野大会と前回ソチ大会での5位だった。今大会で準決勝に進出したことで日本カーリング界に新たな歴史を作っていたが、さらに初のメダル獲得という快挙を成し遂げた。

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