張本勲氏、小平奈緒と李相花の友情に「委員会も2人に金をあげたらいいんです」

スポーツ報知
張本勲氏

 野球評論家・張本勲氏(77)が25日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に生出演し、平昌五輪スピードスケート女子500メートルで日本女子初となった金メダリストの小平奈緒(31)と銀メダルの李相花(28)=韓国=との友情に「これが一番ね、この五輪で感銘を受けました。負けた人には健闘を称え、勝った人には敬意を表する。美徳なんですよ」と感動したことを明かした。

 小平は、レース後に韓国国旗を手に泣き崩れた李に自ら歩み寄って抱擁した。このシーンを振り返り「あの受けた李選手も立派ですよ。負けたから悔しいから泣いているんじゃないんですよ。あの覚えたての韓国語を小平が使ったんですよ。よくやったよと、それで感激して涙出したんです」と示した。

 その上で「変な話ですが、今、日韓こじれているじゃないですか。大会前もいろいろありました。ちょっと韓国は評判悪かったんです。しかし、李選手の言動を見て、こんな立派な選手がいる国なのかと。見直してくれるからね。李選手にありがとうとお礼を言いたい」と明かし、李へ「あっぱれ上げてください」と讃えた。

 さらに張本氏は李に「本当は金に値する言動なんです。委員会も2人に金を上げたらいいんですよ。そんな粋な配慮ができないかね。例がなければ例を作ればいいんですよ」と持論を展開していた。

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