2冠の高木菜那「まだ金メダルをとった実感がない」パシュートメンバーが会見

スポーツ報知
団体追い抜きで獲得した金メダルを持ち、笑顔を見せる(左から)佐藤綾乃、高木菜那、高木美帆、菊池彩花(カメラ・相川 和寛)

 スピードスケートの女子団体追い抜き(パシュート)金メダルメンバーが25日、平昌で日本選手団によるメダリスト会見に臨んだ。

 女子マススタートでも金メダルを獲得した高木菜那(25)=日本電産サンキョー=は一夜明け、「本当に予想通りの展開になってくれたので、最後のスプリントで勝つことができました。優勝したのはすごいうれしかったんですけど、まだ金メダルをとった実感がないかな」と喜びを語った。

 高木美帆(23)=日体大助手=は1500メートルで銀、1000メートルでも銅メダルを手にし、冬季初の「金銀銅」制覇を達成。「今大会はたくさんの種目に出させて頂いたんですけど、どの種目も、しっかりそのレースに向き合うことができた」と充実感をにじませた。

 佐藤綾乃(21)=高崎健康福祉大=は「初めての五輪で3000メートル(8位)からいいスタートを切ることができて、パシュートで金メダル。うれしい気持ちでいます」。菊池彩花(30)=富士急=は「1年前、ケガをした時にはここに立つことも考えられなかった」と感慨深げだった。

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