本橋麻里「地元の力がないとできなかった」地元の北見市に感謝

スポーツ報知
銅メダルで五輪マークを作る(左から)藤沢五月、本橋麻里、鈴木夕湖吉田夕梨花、吉田知那美

 カーリング女子で銅メダルを獲得した日本代表「LS北見」が25日、平昌で行われた一夜明け会見に登場した。チームの創設者で、今大会は控えとしてチームのサポートに徹した本橋麻里(31)は、約10時間前の激闘を振り返り、「勝った瞬間は、あれ?って気持ちのまま、会場の声援とともに実感が沸いた5人とコーチ2人、そしてサポートメンバーのフィジカルトレーナーと共に戦えた毎日がとても幸せな時間だった」と話した。

 地元・北見市への思いを問われると、言葉に詰まり、涙。「18歳で北見市を出て、青森に行ったんですけど、(最初は北見市に)『もう戻ってくるな』って言われると思った。でもこうやってまた戻ってくることができて、そして、こんなにかわいらしい後輩たちと出会えて、そしてスポンサーさんたちも(メダルを取って)泣いてくれて、地元の力がないとできなかった。うるっと来てしまった」とこみあげてくる思いを話した。

スポーツ

×