“カー娘対決”は「藤沢・山口」組が「吉田知・清水」組を破り決勝進出

スポーツ報知
決勝に進出した藤沢五月(右)と山口剛史組

◆カーリング混合ダブルス選手権最終日 ▽準決勝 藤沢山口10―7吉田・清水(18日・青森市みちぎんドリームスタジアム)

 日本協会推薦枠として出場している平昌五輪女子代表で銅メダルの「LS北見」と同男子代表の「SC軽井沢ク」ペア同士の対決となった準決勝は、藤沢五月・山口剛史組「藤沢山口」が吉田知那美・清水徹郎組「吉田・清水」を10―7で下し、決勝進出を決めた。

 第2エンドに藤沢山口が3点を奪うと、第5エンドには吉田・清水が3点を取り、得点の奪い合いが続く白熱の展開に。6―6と同点で迎えた第7エンド、藤沢山口が有利な後攻で4点を追加。10―6で迎えた最終8エンドは「吉田・清水」にハウス内にストーンをためられたが、藤沢がトリプル・テークアウトを決め、逆転の可能性を消し、勝敗が決した。

 チームメイト対決を制した藤沢は「緊張した。久々に緊張感のある試合。今大会では一番いい試合ができたと思う」と振り返り、山口は「緊張を力に変えて集中力のあるプレーができた。アイスにもしっかり対応できた」とうなずいた。敗れた清水は「チャンスも作れたけど、ミスもあって悔しい。(3位決定戦は)このペアもこの大会だけなので、最後は勝って笑って終わりたい」と切り替えた。

 準決勝のもう1試合は、チーム平田が10―8でチーム北村に勝利した。決勝は午後1時開始予定。

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