村岡桃佳、「切実に休暇と睡眠がほしい」 平昌パラリンピック解団式

スポーツ報知
解団式を終えて笑顔の(左から)森井大輝、村岡桃佳、大日方邦子団長

 平昌パラリンピックの日本選手団が19日、チャーター機で成田空港に帰国し、都内に移動して解団式と記者会見を行った。

 冬季大会で日本選手最多となる金1、銀2、銅2の5個のメダルを獲得したアルペンスキー女子座位の村岡桃佳(21)=早大=は、「切実に休暇と睡眠がほしい。まずはゆっくり休みたい」と本音を漏らしつつも「4年後は全種目で金というくらいの気持ちで頑張って北京に挑みたい」と、22年大会を見据えた。

 今回から、日本パラリンピック委員会はメダル獲得の報奨金を増額。「金」が150万円から300万円に、「銀」が100万円から200万円に、「銅」が70万円から100万円にアップした。アルペン男子滑降座位銀の森井大輝(37)=トヨタ自動車=は使いみちについて「浪費癖があるので…。カメラが好きなのでカメラに使っちゃいそう。グッとこらえて貯金したい」。村岡は計900万円を手にすることになるが「大学生という身で、競技でも支援してもらっている環境なので、テストしたいものややってみたいことがある。競技に関することに貪欲に費やしたい」と、あくまで実力アップに使っていく考えを明かした。

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