宇野昌磨、公式練習に参加も右足に不安 SPでの4回転はトウループ1本のみか

スポーツ報知
世界選手権の会場で練習する宇野昌磨

◆フィギュアスケート世界選手権

 フィギュアスケート男子の平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が21日、公式練習に参加。前日までに痛めた右足に不安を抱えながら本番に臨むことになりそうだ。

 ショートプログラム(SP)「冬」の曲かけの構成難度を落として調整した。4回転トウループ、サルコー―トウループの連続3回転、3回転半(トリプルアクセル)。4回転1本でこの日は通した。今季これまでは4回転フリップ、4回転―3回転の連続トウループ、トリプルアクセルで、4回転は2本だった。右足に負担がかかるフリップは回避すると見られる。40分の練習を22分で切り上げ、跳んだジャンプは10本だった。

 宇野は20日夜の公式練習を5分で切り上げた。関係者に背負われて選手用入り口から出てきた宇野の右足首外側にはアイシングが施されていた。「大丈夫です」と気丈に話してバスに乗り込んだ。

 男子SPは22日に行われる。

スポーツ

×