平野歩夢、新潟・村上市凱旋パレードに1万5000人集結「大きな力をもらった」

スポーツ報知

 平昌五輪で2大会連続となる銀メダルを獲得したスノーボード男子ハーフパイプ・平野歩夢(19)=木下グループ=が21日、故郷の新潟・村上市で凱旋パレードを行った。

 人口約6万人の市に、カーリング女子代表のパレードを超える約1万5000人が集結して祝福。約1・3キロのコース沿道は人、人で埋め尽くされた。父・英功(ひでのり)さんと赤いオープンカーに乗った平野は「思った以上の人がいてビックリ。大きな力をもらった」と笑顔。約1時間手を振り続け「いい筋トレになった」と笑わせた。

 市は前回ソチ五輪の際、スポーツ特別栄誉賞をつくったが、今回、グレードを上げた市民栄誉賞を新設して平野に授与することを検討中。早ければ4月中にも正式に発表される。

 4年後の北京五輪に向け「次に出るならもっと自信を持った状態で臨みたい」と平野。スケートボードでの夏季東京五輪挑戦については「はっきり約束できない。やってみる可能性はあると思っている」と、迷える胸中を明かした。(太田 倫)

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