羽生、リハビリの一環で氷上に復帰…オーサーコーチ明かした

スポーツ報知
羽生結弦

 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を果たした羽生結弦(23)=ANA=を指導するブライアン・オーサー・コーチが21日、ミラノで取材に応じ、世界選手権を右足首故障で欠場した羽生がリハビリの一環として氷上に復帰したことを明らかにした。感覚を失わないように滑りを確かめる程度で、本格的な練習再開のメドは立っていないという。

 今月7日の日本スケート連盟の発表によると、羽生は右足関節外側じん帯損傷、腓(ひ)骨筋けん損傷と診断され、約2週間の安静と3か月のリハビリ加療が必要との見通しが示されていた。オーサー・コーチは「ユヅル(羽生)にとって、五輪を乗り越えることが最優先事項だった。しばらく休みが必要なのは明らかで、足首については長い目で見ないといけない」と慎重な姿勢を崩さず。羽生は4月中旬のアイスショー(東京)にトークのみで参加する予定。

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