樋口新葉、女子にも4回転新時代到来予想…4回転サルコー習得視野

スポーツ報知

 【ミラノ(イタリア)25日=高木恵】フィギュアスケート世界選手権女子で銀メダルの樋口新葉(わかば、17)=東京・日本橋女学館高=が25日、エキシビション前に取材に応じ、4年後の北京五輪までに女子にも4回転新時代が到来すると予想した。

 「4回転5つとかになってくる。1年でこんなに変わったくらいなので。後半に入れてくる選手も出てくるかも」と警戒し、来季は3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を構成に入れ、4回転サルコーの習得も視野に練習することを明かした。

 世界ジュニアで13歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が女子で史上初となるサルコー、トウループと2種類の4回転ジャンプに成功。「ジャンプの難易度を少しでも上げたい。今のジュニアの選手がシニアに上がってきた時に、自分も点数を上げられるように」。トリプルアクセルは既に何度か成功させており、来季のプログラムに入れる予定だ。

 ◆新葉「ハレルヤ」舞った
 25日午後に行われたエキシビションには日本から女子銀メダルの樋口、銅メダルの宮原知子(20)=関大=、男子銀メダルの宇野が参加した。樋口は「ハレルヤ」の曲に乗り、白を基調とした衣装で、しっとりと舞った。平昌五輪女子金メダルで今大会5位に終わった15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)はトラ柄の衣装を身にまとい、妖艶な踊りで観客の目を釘づけにした。

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