樋口新葉がスタンドから「璃花子~!」日本記録で4冠達成した池江を応援

スポーツ報知
池江璃花子(左)と一緒に写真を撮るフィギュアスケート女子の樋口新葉

◇アジア大会、パンパシフィック選手権代表選考 競泳日本選手権 最終日(8日、東京・辰巳国際水泳場)

 出場全種目で日本記録を塗り替え4冠を達成した池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=の親友で、3月のフィギュアスケート世界選手権銀メダルの樋口新葉(17)=東京・日本橋女学館高=が会場に応援に駆けつけた。

 100メートル自由形、50メートルバタフライと2種目での日本記録Vを見届け「感動して、最初の日本記録(100メートル自由形)の時は泣きました」と、大興奮。池江がスタンドに向かって投げた日本水泳連盟公式マスコットキャラクター「ぱちゃぽ」のぬいぐるみをしっかりとキャッチした。

 この日になってラインで「今日行けるよ。頑張ってね」と送ったところ「それはうれしい。頑張る」の返信。横浜でのアイスショーに出演後「秒で(急いで)来ました」。スタンドから「璃花子~!」と叫び続けた。「スケートは『女子』っていうくくりだけど、水泳はいろんな種目があってうらやましい」と笑顔を見せた。

 昨年末のフィギュアスケートの全日本選手権は池江が会場まで足を運んだ。経験談や、試合に臨む時の心境などを語り合うことも多い。「毎回毎回、大きな大会で記録を更新して、それでも満足しないで頑張り続けるところがすごいなって尊敬しています」。女子高生の2人は、互いの存在が刺激になっている。

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