平昌五輪「銅」原大智&「銀」平野歩夢に日大が学長特別賞

スポーツ報知
学長特別賞を受賞した原大智(左)と平野歩夢

 平昌五輪フリースタイルスキー男子モーグル銅メダル・原大智(21)とスノーボード男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得した平野歩夢(19)=木下グループ=が8日、東京・千代田区の日本武道館で行われた日本大学の入学式に出席。同校スポーツ科学部競技スポーツ学科の2年生である2人は、学校の名誉向上に貢献したとして、学長特別賞が贈られた。

 2人が在籍するスポーツ科学部は、日大が創立130周年記念事業の一環として16年に新設された。世界を舞台に戦えるアスリートや指導者、スポーツ関連の幅広い分野で活躍できる人材を養成することを教育理念とし、2人はそれを平昌五輪でのメダル獲得で実践。

 大塚吉兵衛学長から「よくがんばりましたね」というねぎらいの言葉と賞状を贈られると、競技で大舞台に慣れているはずの2人も緊張の面持ち。原は「平昌五輪では、みなさんの応援のお陰で銅メダルを獲得することができました。また今回、日本大学から学長特別賞をいただきありがとうございました。今後も伝統ある日本大学の学生として、競技に勉強に励んでいきます」、平野も「私も競技と勉強の両立に励んでまいります。これからも皆様のご声援をよろしくお願いいたします」とさらなる飛躍を誓った。

 今年は1万8274人が入学。その中には、同校大学院で学ぼうという野球解説者の広沢克実さんのような意欲あふれる大人もいる。田中英壽理事長は「本学の環境を最大限に生かし、仲間とともに素晴らしい才能をみがいて下さい」と新入生たちを激励した。

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