フィギュアスケート宇野昌磨がジャズに初挑戦「自分の成長のきっかけになるよう」

スポーツ報知
フィナーレで手を振る宇野昌磨(前列右から3人目)と坂本花織(同4人目)

 フィギュアスケート男子で平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が3日、KOSE新横浜スケートセンターで行われた「プリンスアイスワールド2018」に出演。新エキシビションの「Time After Time」を初披露した。初挑戦のジャズナンバーで、表現の幅を広げていく。

 4月にカナダ・トロントでデヴィッド・ウィルソン氏に振り付けてもらったジャズの名曲。「やったことがないプログラムで、まだまだぎこちない所がある。今まで使ってきたジャンルとは違ったナンバー。苦手意識があるところもあるが、自分の成長のきっかけになるように、このショーナンバーを滑り込んでいきたい」。黒の衣装に赤いタイをたなびかせながら、新たな一面を披露した。エキシビションは2演目制作。もう1曲はシェイリーン・ボーン氏が振り付けたものだという。

 来季のルールが不確定なこともあり、ショートプログラム(SP)とフリーについては「まだ何も考えていない」と話した。オフの間の変化といえば、昨季序盤は構成に入れていた4回転サルコーの練習を再開したこと。「シーズン後半に抜いてから、ずっとやっていなくて。(樋口美穂子)先生に『いいかげんやりなさい』と言われたので、最近やっています」と口にした。

 「プリンスアイスワールド2018」は5日まで行われる。

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