羽生結弦、右足首回復順調 3回転ループ解禁

スポーツ報知
「ホープ&レガシー」を演じる羽生結弦((C)Heroes & Future 2018 in NAGANO)

 長野五輪・パラリンピック20周年記念事業「Heroes & Future 2018 in NAGANO」のフィギュアスケートのアイスショーが9日、長野市ビッグハットで行われた。平昌五輪男子の金メダリスト・羽生結弦(23)=ANA=は「ホープ&レガシー」を選曲。右足に負担がかかる3回転ループを解禁した。

 痛めていた右足首のリハビリ加療に努めてきた羽生は、5月下旬に「ループは軸を取る練習や、1回転だったり上がるだけのジャンプなどを少しずつ、毎日1回か2回やるようになってきたところ」と話していた。この日は3回転を跳ぶなど、順調な回復をうかがわせた。

 16―17年シーズンのフリープログラムで223・20点の世界最高得点を記録した「ホープ&レガシー」は、久石譲氏が作曲した長野パラリンピックのテーマ曲。ショー用の短いアレンジで、ジャンプは4本。トリプルアクセルからの3連続ジャンプにもトライした。(高木 恵)

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