渡部暁、JOC強化指定選手らへ「覚悟」テーマに講話

スポーツ報知

 ノルディックスキー複合で18年平昌五輪銀メダルの渡部暁斗(30)=北野建設=が14日、都内でJOC強化指定選手ら200人に向けた講話を実施した。

 柔道、ハンドボール、重量挙げなど主に夏季競技の選手を前に、「覚悟」をテーマに約1時間半スピーチ。五輪前の左肋骨(ろっこつ)骨折を明かさず本大会へ臨んだ心境などを明かした。「僕はまだ(競技者として)道半ばなので、講話は引退するまでいいかな。何かを話すのはレジェンド(葛西紀明)の領域に踏み入れてからです」と笑った。

 既に22年北京五輪へ本格始動。ローラースキーなど、夏季のトレーニングを中心にメニューを消化している。「平昌が終わった後は、ゆっくりやるのかなと思っていたけど、もうエンジン全開でやっている。次はメダルに近づけるように、それ(金メダル)しか考えていない」と力強かった。

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