葛西紀明、22年北京五輪へ助走を改良
スポーツ報知
スキージャンプ男子の葛西紀明(46)=土屋ホーム=が28日、スロベニア合宿に出発した。平昌五輪で世界最多となる冬季8度目の五輪出場もメダルには届かず。22年北京五輪での雪辱に向け、サイズが異なる8つの台があるプラニツァで“初飛び”を行う。
「昨季はアプローチの途中でスピードに乗り切れないままでのテイクオフが多かった。スリップせずスピードを出せる滑りを見つけたい」。合宿ではオーストリアにも移動し、ラムソーの台で70~80メートルある長めのアプローチレールも乗り込む。「助走さえちゃんと滑れれば、今季目標とする世界選手権(来年2月20日~、オーストリア・ゼーフェルト)のメダルも見えてくる」と闘志を見せた。帰国は7月16日頃を予定している。