“プロレス暴露”ミスター高橋氏、書かれたレスラーと歴史的和解

2016年1月24日17時37分  スポーツ報知
  • ミスター高橋氏(左)とキラー・カン氏

 2001年に「流血の魔術 最強の演技―すべてのプロレスはショーである」(講談社)を出版し、プロレスの内幕を告白した元新日本プロレス審判部長のミスター高橋さん(本名・高橋輝男、75)が自身の誕生日である24日、新宿・歌舞伎町の「歌謡居酒屋カンちゃん」で店主のキラー・カンさん(68)とトークショーを開いた。出版後、書かれた当事者のプロレスラーとトークショーを開くのは初めて。

 “歴史的和解”にもカンさんが「売るために面白おかしく書かざるを得なかったんでしょう」と突っ込むと「ウソは書いていない。ほとんど本当のこと」と突き返した。アンドレ・ザ・ジャイアントと前田日明の“伝説のセメントマッチ”については、アンドレがフィニッシュに行かず不穏な試合になり、サブレフェリーとして止め、無効試合にしたという。「あのまま試合が続いたら、前田がヒールホールできめていた」と勝敗が逆になっていたことを明かした。

 取材に対して高橋さんは「出版当時は身の危険覚悟でしたが、意外にも直接の抗議はなかった。みんな肩の荷が下りたと思っているのでは」と話し、あらためて「プロレスには八百長はない。エンターテインメントですから。あれは暴露本ではなく提言書」と強調した。

 高橋さんは現在、日本チューブ体操連盟貯筋倶楽部の理事長を務め、高齢者筋トレ指導、介護予防アドバイザーの活動を行っている。地方紙に「今どきの若い者に学ぶ」というコラムも執筆している。

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