清原容疑者、購入は週1回「毎日覚醒剤打っていた」専門家が分析

2016年2月8日6時0分  スポーツ報知

 覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が週1回のハイペースで覚醒剤を購入していたことが7日、スポーツ報知の取材で明らかになった。週1回の入手から、専門家は「毎日、覚醒剤を打っていたと考えられる」と分析した。また、逮捕につながった1日のさらに詳しい入手方法も判明。都内から売人とそれぞれ別の車を運転して群馬県に向かう際、時間差で出発していたことが新たに明らかになった。

 捜査関係者によると、清原容疑者は週1回ペースで覚醒剤を入手するため北関東の群馬、栃木両県に通っていたという。これまで購入頻度は「月に2、3回」とみられていたが、単純計算で中6日というさらなるハイペースでの入手が日常化していたもようだ。

 週1回の入手で清原容疑者の使用頻度が見えてくる。数多くの薬物事件を手掛けてきた小森榮弁護士は「週1回の取引となれば、計算上は毎日使用していることが成り立ちます」と断言する。同弁護士によると、一度に売人と取引する一般的な量は、0・5グラムのパッケージで末端価格1万5000円くらいのものだという。こうしたことから「一般論で言えば、一度に使用する覚醒剤の量は0・03グラム。ただ、量って使用するものではないですし、清原容疑者は体も大きいので、仮に0・05グラムとします。となると、1回の購入分で10回使用できます」とし、覚醒剤を毎日使用していた可能性を指摘した。

 ただ、1回の入手で10日間以上の使用を可能とする量を買っていたにもかかわらず、清原容疑者は週1回の取引を続けた。ここで考えられるのが「効果の短時間化」だ。警視庁ホームページには「薬物を何度も使用すると、その効果が徐々に衰えていき、初期の効果を求めるために量を増やすことになってしまいます」と明記されている。小森弁護士は、「覚醒剤の効力は一般に12時間で切れる。ただ(効果が短くなると)6時間くらいで切れてしまう場合もあります」と説明。清原容疑者も使用が常態化することで1回の効果が薄れ、使用量や使用頻度を増やした可能性がある。1週間に1回の入手は、覚醒剤なしの生活が送れなかったほど体がむしばまれていたことを暗に語っている。

 覚醒剤を毎日使用することについて、警視庁時代に薬物犯罪の捜査に当たっていた作家の北芝健氏は「毎日2回打つ人間もいますが、毎日1回の使用も頻度としてハイペースと言えます。ただ、頻度が多くても、薬が切れれば禁断症状は出ます。疲労感や倦怠感などを感じたりすれば、もう一度買いに行くしかなくなる」と分析する。

 清原容疑者は覚醒剤の所持容疑や使用について認めており、尿検査でも陽性反応が出ていることなどから、警視庁は使用容疑でも再逮捕する方針。入手ルートについての供述を拒否していることから今後は、押収した4台の携帯電話を解析し捜査をさらに進めていく方針だ。

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