女売人はシャブ親子、清原容疑者逮捕前日は息子と取引か

2016年2月12日6時0分  スポーツ報知

 覚醒剤取締法違反(所持)容疑で今月2日に逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)と覚醒剤の売買を繰り返していたとみられる群馬県居住の密売人の女が、捜査の手から逃れるため逃走していることが逮捕から10日目となった11日、関係者の話で分かった。逮捕前日の1日に群馬県内の高速道路のインターチェンジ付近で接触したという男は、密売女の息子とみられることも判明。親子で清原容疑者に薬物を販売していた可能性が浮上してきた。

 清原容疑者に「魔の白い粉」を直接手渡していた女密売人は、すでに群馬県内から姿を消している可能性が浮上した。関係者によると、群馬県内にある女密売人の自宅は、清原容疑者が逮捕されて以降、人が出入りしている気配が全くないという。こうしたことから自宅を離れ、逃亡しているとみられている。

 関係者の話によると、女密売人は桐生市出身で60代前半。群馬県内に住む複数の暴力団関係者の男性の愛人になるなどを繰り返しているうちに、麻薬の密売で生計を立てるようになったという。現在の住居は密売で得た資金で購入したとの情報もある。

 清原容疑者は昨年夏頃から車で群馬県や栃木県に通い、その後、都内のホテルに宿泊してから自宅マンションへ帰宅する行動パターンを繰り返していたことが、すでに捜査関係者の話などで分かっている。当初は女の自宅まで行って直接購入していた可能性があるが、アシがつかぬように、取引場所をその都度、変える手法を取っていたようだ。

 また、女売人は、自身が直接、取引をしないときは手下を使っていたとみられる。関係者によると、その手下の男が女の息子だという。中でも今回の逮捕につながった逮捕前日の1日に、群馬県内の高速道路のインターチェンジ近くで接触したという男が、この女の息子とみられる。密売は40代の息子との親子タッグで行っていた可能性が浮上。土地カンのある密売人親子が清原容疑者に携帯電話などで受け渡し場所を指示していた可能性が高い。

 覚醒剤事件に詳しい元捜査関係者は「母親が適当な受け渡し場所を指示して息子が車に乗って届けに行くという形をとっていたのかもしれない」と指摘。その上で「何回も売買しているうちに信頼関係もできてくるので、清原とは親子ともに親しくなっていたのではないか」と話す。清原容疑者は、これまで入手ルートについて供述を拒否している。これに関しても「報復を恐れているというよりも、仲の良い友達関係にあるからだろう」と解説した。

 関係者によると警視庁は、逃走中とみられる密売人親子の動向をすでにキャッチしており、近く事情を聞く方針だという。清原容疑者の覚醒剤入手ルートの特定を進め、密売組織の実態解明を急いでいる。

 ◆今後の捜査の流れ

 清原容疑者は2日、警視庁に現行犯逮捕され、4日に所持容疑で東京地検に送検された。最初の勾留期限は13日、勾留延長の期限は23日までとなる。清原容疑者は所持・使用ともに認めているとされ、23日までに余罪である使用について捜査が完了すれば、所持と使用と合わせて一括起訴される可能性がある。

 また、23日までに使用についての捜査が完了しない場合、その後も勾留が続き、使用で再逮捕され3月中旬に使用で追起訴される場合がある。初公判は、3~4月頃に予想される。追起訴後に保釈される可能性もあるが、再犯の可能性などを判断されれば保釈されないこともある。

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