えぇ~っ!清原被告が意外すぎる異例対応 報道陣に焼き肉弁当

2016年3月21日6時0分  スポーツ報知

 覚醒剤取締法違反で起訴され、17日の保釈後は千葉県松戸市内の病院に入院中の清原和博被告(48)が20日、報道陣に対して焼き肉弁当を差し入れた。清原被告自身はこの日も姿を見せなかったが、午後6時過ぎに「清原被告の行きつけの焼き肉店の者」を名乗る男性が、病院の周辺にいる報道陣に対し、30個を持参。清原被告側から依頼を受けたと明かした。“番長”らしからぬ優しい対応。これが更生の第一歩となるのか。

 保釈許可が下りた際に直筆サイン入りで「一から出直し、必ず更生することを決意しています。必ず人の役に立つ人間になることを心に誓っております」とのコメントを出して以降、全くアクションを起こしていなかった清原被告が、意外な形で自らの“意志”を見せた。

 午後6時過ぎ、病院最上階の病室の様子をとらえようと、敷地外でカメラを構えていた約30人の報道陣の前に、黒のワンボックスカーが停車した。乗っていた男性が、袋に入ったものを車の中から降ろした。男性は「(清原被告が)行きつけだった都内の焼き肉店の者」と名乗り、「清原さんに近い人から、報道陣の方に届けるように言われて持ってきました」と清原被告からの差し入れであることを認め、その場を去った。

 1袋に5個の焼き肉弁当が全部で6袋。容器に店名などは印刷されていないが、清原被告が逮捕前に常連だった新宿の韓国料理店で作られたものだと思われる。同店の店員は「ウチの弁当を取材の方に届けるといった話は把握していませんが、カルビ弁当などを1000~2000円で販売はしています」とした。1個2000円とすると総額で6万円となる。

 同所には、この日も早朝から報道陣が陣取っていた。糖尿病の治療を受けている清原被告自身は、この日も姿を見せることはなかったが、部屋のカーテンが時折揺れた。報道陣の数を自分で確認し、関係者に指示を出した可能性はある。弁当が届けられたのとほぼ同時刻には、窓の外をうかがう人影が確認できたが、清原被告かどうかは確認できなかった。

 清原被告の突然の差し入れに、報道陣は戸惑いを隠せず。現場で弁当に手をつけた記者やカメラマンは本紙を含めて誰もおらず、「受け取ることができないので、(清原被告に)お返しください」と病院の受付に預ける人が続出。病院が預かることを拒否する事態に発展した。

 関係者によると、今週中は同病院で治療を受け、その後に薬物依存治療専門の医療施設へ転院する予定。初公判は5月17日に行われる。

 ◆弁当の中身

 6枚の牛肉&ナムルキムチにカクテキも 差し入れられた焼き肉弁当は、長方形のプラスチック容器に入れられ、ふたを輪ゴムで留められたもの。容器だけでなく割り箸や袋にも、店を特定できる表記はなかった。車から降ろされた直後は温かさが残っていたことから、新宿で作られた後にすぐ、松戸市まで運ばれたと考えられる。

 中身はライスの上に牛カルビと思われる肉が6枚と、もやしとほうれん草のナムルが乗せられていた。さらに、付け合わせとして白菜のキムチとカクテキ(大根キムチ)が入っていた。食べていないので分からないが、「王道」の焼き肉弁当といえるものに見えた。

 容器の大きさは標準的だが、ライスは、かなりぎっしり詰められているようで、手にすると重量感たっぷり。清原被告は重度の糖尿病を患っているとされており、厳しい食事制限をされていることが予測される。差し入れた弁当は、糖尿病と薬物依存の治療を受け、健康体となった時に食べたいものなのかもしれない。

 ◆過去の主な報道陣への差し入れ

 ▼小渕恵三さん 98年7月18日、「冷めたピザのように生気に欠ける」と米ニューヨーク・タイムズ紙に酷評された自民党総裁選の最有力候補だった小渕恵三外相(当時)は「電子レンジに入れれば温まる」と切り返し、自宅前で張り込む報道陣に宅配ピザを差し入れ「きょうのピザは温かい」。総裁選に勝利し、首相となった。

 ▼ペ・ヨンジュン 11年9月5日、極秘帰国する際の羽田空港で、報道陣14人にアイスティーを差し入れる気配り。深々と頭を下げてから離日した。

 ▼鎧塚俊彦さん 15年9月26日、2日前に亡くなった妻で女優の川島なお美さんの取材で自宅前に張り込んだ報道陣に関係者を通じて食事を差し入れ。関係者は「鎧塚さんからです。皆さんもお疲れでしょうから」。

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