石原慎太郎氏、最年長84歳で年間1位獲得…オリコン年間本ランキング

2016年12月1日4時0分  スポーツ報知
  • 小説「天才」で最年長の84歳で年間売上1位を獲得した石原慎太郎氏

 オリコンは「2016年 年間“本”ランキング」の各部門(集計期間2015年11月23日~2016年11月20日)を発表し、元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(84)の小説「天才」(幻冬舎)が、総合部門にあたるBOOK部門で年間1位を獲得した。84歳での同部門1位は最年長記録。

 「天才」は、石原氏が“田中角栄元首相”に成り代わり一人称で語る異色の小説。自らも政治家として田中角栄と相まみえた石原氏が手がけた同書は、強烈な個性を持ったリーダーが不在と言われる現代にわき起こった“角栄ブーム”を象徴するものとなり、期間内に80万5000部を売り上げた。

 同部門での過去の最年長記録は、1949年生まれの村上春樹氏(67)が60歳だった2009年の「1Q84 BOOK1」、同じく64歳だった13年の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で、それぞれ60代で2度獲得しているが、石原氏は大きく上回る80代での1位獲得となった。

 同部門の2位は“読むだけで子どもがぐっすり眠れる絵本”として話題となった「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」(カール=ヨハン・エリーン著、三橋美穂監修、飛鳥新社)で、期間内売上げ部数は「天才」に僅差で迫る79万2000部だった。なお、昨年度の同部門1位はお笑いタレント・又吉直樹の「火花」(文藝春秋)で、223万3000部とダブルミリオンを記録した。

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