韓国メディア「日本は謝罪と反省を」少女像設置問題で猛反発

2017年1月9日20時35分  スポーツ報知

 政府は9日、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦被害を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山総領事を一時帰国させた。

 長嶺氏は出国前、金浦国際空港で少女像設置について「極めて遺憾だ。これから一時帰国し、日本で関係者と打ち合わせを行う」と述べた。帰国後は外務省に入り、対応を協議。10日にも安倍晋三首相に一連の問題を報告するという。

 一方、韓国メディアは日本側の動きに猛反発している。日韓の慰安婦合意について安倍首相が「10億円を拠出しており、韓国政府は誠意を見せるべき」と発言したことを問題視。中央日報(電子版)は10億円を返還し、慰安婦問題の日韓合意の無効を訴える政治家の意見を取り上げた。

 同紙は野党政治家の「狭量な安倍首相の行為に失望した。必要なのは誠意のある謝罪と反省」との発言を紹介。「少女像を活用して国内政治の突破口を探り、慰安婦問題に終止符を打とうという安倍首相の思惑が見える」などと批判した。朝鮮日報(電子版)でも日本政府に謝罪と反省を求める報道が相次いでいる。

 弾劾訴追された朴槿恵大統領が政治的な力を失う中、両国の対立が深刻化すれば、北朝鮮問題で強化してきた日米韓連携などに悪影響を及ぼす可能性がある。

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