上田女流三段が連勝しタイトル奪取に王手「自分が読んだ手をしっかり指せた」

2017年1月22日17時45分  スポーツ報知
  • 連勝した上田初美女流三段

 将棋の第43期岡田美術館杯女流名人戦(主催=報知新聞社・日本将棋連盟・出雲市、特別協賛=株式会社ユニバーサルエンターテインメント)の五番勝負第2局が22日、島根県出雲市の出雲文化伝承館で行われ、初戴冠を目指す後手の挑戦者・上田初美女流三段(28)が104手で8連覇を狙う里見香奈女流名人(24)=女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=に勝ち、2連勝でタイトル奪取に王手を掛けた。

 序盤からの激しい力戦となったが、積極果敢な指し回しで攻め倒した上田は「間違えたらすぐひっくり返される局面が続きましたが、(第1局と併せて)2局とも自分が読んだ手をしっかり指せているのはいいかなと思います」と振り返った。次局は女流名人位奪取への一局となるが「特に意識することなく、緩まずに3局目を迎えたいです。自然体で自分の読みを信じて指したいと思います」と静かに抱負を語った。

 一方、地元対局ながら連敗を喫し、追いつめられた里見は「もう終わったことなので今日はしっかり反省して、また明日からは地元の方の声を励みに頑張りたいと思います」。過去、30度のタイトル戦出場で開幕連敗は初めて。防衛には3連勝するしかないが「こういうケースはなく、いい経験になると思うので、全力を尽くして今後に生かせるように、コンディションを整えたいです」と見据えた。

 第3局は29日、千葉県野田市の関根名人記念館で行われる。

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