女流名人戦連勝の上田も雪に勝てず!欠航&運休で足止め連泊

2017年1月23日17時42分  スポーツ報知
  • 一面の銀世界に驚く上田初美女流三段

 里見香奈女流名人(24)=女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=に上田初美女流三段(28)が挑戦している将棋の第43期岡田美術館杯女流名人戦5番勝負(主催=報知新聞社・日本将棋連盟、特別協賛=株式会社ユニバーサルエンターテインメント)第2局(島根県出雲市)から一夜明けた23日、連勝で王手をかけた上田がまさかの試練に見舞われた。

 積雪のため、出雲空港の出発便が全便欠航。陸路での帰京を試みるも、特急「やくも」も運休になるなど八方ふさがり。足止めでの連泊を余儀なくされた。「天候のことですから仕方がないですよっ」と笑顔の上田だが「子供が小さいので夫が…」とポツリ。遠征中、1歳1か月の長女の面倒を東京で見てくれている夫の及川拓馬六段(29)をおもんぱかった。

 22日の第2局では、開幕局に続いて7連覇中の里見を攻め立てて連勝。初の女流名人位に向け、足止めさずの3連勝を目指す第3局は29日、千葉県野田市の関根名人記念館で行われる。「大舞台でいい将棋を指すのは難しいことですが、今のところは激しい変化にも自信を持って飛び込んでいけて、いいものが出ている感覚はあります」。言葉に充実ぶりを感じさせながらも「あと一局とか、そういうふうには考えられないです。里見さんは強い方なので、逆転はいつでも起こり得ること。だから、まずは自分で転ぶことなく、しっかり指せたらと思います」と冷静。平常心で大一番に臨む。

 一方、カド番となった里見は出雲市出身のため、本隊には帯同せず。市内の実家で英気を養った。

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