将棋のカロリーナ女流3級、初の外国人棋士への大一番始まる

2017年2月20日11時15分  スポーツ報知
  • 史上初の外国人棋士を目指すカロリーナ・ステチェンスカ女流3級

 将棋の第44期岡田美術館杯女流名人戦(主催=報知新聞社、日本将棋連盟)予選2回戦の貞升南女流初段(30)対カロリーナ・ステチェンスカ女流3級(25)戦が20日午前10時、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。

 ポーランド人のカロリーナ女流3級は、本局に勝利して予選決勝進出を決めると、規定を満たして女流2級に昇級。正式な女流棋士となり、男女を通じて史上初の外国人棋士が誕生することになる。

 カロリーナ女流3級は2008年に母国で将棋と出会い、インターネット対局で腕を磨いた。12年、海外招待選手として出場した女流王将戦で一勝を挙げると、翌13年に女流棋士を目指して来日。留学生として山梨学院大経営情報学部に通いながら、女流棋士養成機関「研修会」に入会。15年6月、規定の成績を挙げて「女流棋士仮資格」に該当する女流3級への昇級を果たした。

 女流3級は仮資格のため、取得から2年間で規定の成績を挙げ、正式資格である女流2級に昇級しないと資格は剥奪される。今年6月に取得後2年を迎えるカロリーナ女流3級にとって大一番となる。

 振り駒で後手番となったカロリーナ女流3級は得意の中飛車に構え、左銀を中央に進出させる積極的な指し回しを見せている。

 なお、対局中のコンピューターソフト不正使用を指摘された後、疑いが晴れた三浦弘行九段(43)の復帰第2戦となる第65期王座戦二次予選の対・先崎学九段戦(46)も始まった。13日の復帰戦に続き、両対局者の希望によって、金属探知機によるボディーチェックが対局前にそれぞれ行われた。

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