棋界初の外国人棋士誕生へ、カロリーナ女流3級が昇級

2017年2月20日15時11分  スポーツ報知
  • 初の外国人棋士になることがが決まったカロリーナ・ステチェンスカ女流3級

 将棋のカロリーナ・ステチェンスカ女流3級(25)が20日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第44期岡田美術館杯女流名人戦(主催=報知新聞社、日本将棋連盟)予選2回戦で貞升南女流初段(30)に勝ち、規定を満たして女流棋士正資格となる女流2級に昇級した。ポーランド人のカロリーナ女流3級は、男女通じて初の外国人棋士となる。

 カロリーナ女流3級は2008年に母国で将棋と出会い、インターネット対局で腕を磨いた。12年、海外招待選手として出場した女流王将戦で一勝を挙げると、翌13年に女流棋士を目指して来日。留学生として山梨学院大経営情報学部に通いながら、女流棋士養成機関「研修会」に入会。15年6月、女流棋士仮資格に該当する女流3級への昇級を果たした。

 女流3級は仮資格のため、取得から2年間で規定の成績を挙げ、正式資格である女流2級に昇級しないと資格は剥奪される。今年6月に取得後2年の期限が迫っていたカロリーナ女流3級は、大一番をものにして夢を叶えた。

 連盟の佐藤康光会長(47)は「厳しい道のりでしたが、見事な戦いぶりでした。将棋界初の外国人女流棋士として、これからのますますの活躍を期待しています」と祝福した。

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