豊洲市場地下水で最大100倍のベンゼン検出 シアン、ヒ素も

2017年3月19日13時48分  スポーツ報知

 東京・豊洲市場(江東区)で実施された地下水調査で、都は19日、国の環境基準の100倍となるベンゼンを検出したことを明らかにした。外部有識者で構成される「専門家会議」(座長・平田建正放送大学和歌山学習センター所長)が19日、築地市場内であり、再調査結果が報告された。

 29か所中25か所で環境基準を上回る有害物資も検出され、基準を上回るヒ素や「不検出」が基準のシアンも検出された。小池百合子知事の移転判断に影響を与える可能性がある。

 都は土壌汚染対策の効果を確認するため、2014年から2年間、地下水の定点観測を201所で9回行っていた。1月14日に公表した9回目の検査結果は環境基準値を大幅に上回る有害物質を72か所で確認し、再検査を行った。当初は暫定値としていたが、今回の再調査結果を受け、確定値とした。専門家会議では、地下水管理システムが稼働したことが水流や水圧が変化したことが原因とみている。

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