慎太郎元都知事、百条委で「知らなかった」「すべて担当者に任せていた」連発

2017年3月20日17時12分  スポーツ報知
  • 百条委員会の証人喚問に出席した石原慎太郎元知事

 豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)が20日、東京都庁で開かれ、石原慎太郎元都知事(84)が証人として出席した。

 当初は3時間程度予定されていた証人喚問だが、石原氏側が体調不良を理由に短縮を希望。結局、途中1度の休憩を挟み、約1時間半の日程となった。さらに、答弁席に椅子を用意して座ったまま答弁をすることや写真撮影が冒頭の数分間のみとすることが認められ、会場には医師が待機するなど、石原氏の高齢を考えても“異例づくし”となった。

 委員会では自民から順に7人の都議が質問。移転先が豊洲に決定したことへの経緯や瑕疵(かし)担保責任の放棄を東京ガス側に認めたこと、さらに19日に委員会に出席した浜渦武生元副知事が東京ガス側と行った「水面下の交渉」の詳細について知っていたかなどが問われたが、今月3日に石原氏が行った会見の時と回答に大きな違いはなかった。移転を裁可したことの責任を認めながら、詳細については「すべて担当者に任せていた」とし、関知していなかったことを強調した。

 満席となった一般傍聴席からは、石原氏が「知らなかった」「任せていた」と発言すると失笑が漏れたり、委員から「納得ができない」などの指摘が出ると「そうだ」などと声が上がる場面も。昨年の都知事選に出馬したマック赤坂氏ら2人が「不規則発言」を理由に退場させられた。

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