曙、緊急入院…プロレスの試合後に体調の異変訴え救急搬送

2017年4月16日5時0分  スポーツ報知
  • 緊急入院していることが明らかになった曙

 元横綱でプロレスラーの曙太郎(47)が福岡県内の病院に緊急入院していることが15日、分かった。関係者によると、11日に福岡県内で行われた試合後に体調の異変を訴え、救急車で搬送された。当初は10日間ほどで退院できる見込みだったが現在は薬で眠っている状態という。懸命の治療が行われており、家族が病院に駆けつけ、回復を祈っている状況だ。

 関係者によると、曙の体調が急変したのは11日。昼は熊本・益城町の益城町立広安西小学校でチャリティーイベントに参加。その後、福岡に移動し、大牟田市文化会館で行われたプロレス団体・DDTの主催試合に出場した。元気な姿を見せていたが試合後に体調の異変を訴え、救急車で福岡県内の病院へ搬送された。

 当初は10日間ほどで退院できる見込みだったが、長引く見込みという。現在は薬で眠っている状態で、集中治療室で治療が続けられている。13日には妻のクリスティーン・麗子さん(45)が病院に駆けつけた。回復の様子を見て東京の病院に転院する意向だという。

 曙は12日のゼロワン・岡山大会を急きょ欠場。16日に神戸、19日に東京で出場予定だったレッスルワンの主催試合も欠場が発表されている。理由については「足のけがのため」としている。

 2001年に大相撲を引退後、総合格闘家としてK―1に参戦、その後もプロレスラーとして活躍。2012年8月には大仁田厚(59)とノーロープ有刺鉄線・電流爆破デスマッチを行い勝利したが、火炎攻撃などの影響で、試合の5日後に急性肺炎で入院した。以後、肺の調子は思わしくなく、昨年3月にも試合中にせきが止まらなくなり、肺炎で約2週間の入院を余儀なくされていた。

 曙は15年12月に、個人事務所兼所属団体「王道」を設立。昨年4月に旗揚げ戦を行い、けがや病気と戦いながら、最近もさまざまな団体の試合に精力的に出場していた。タレントとしても、今年3月31日放送のTBS系「今夜解禁!ザ・因縁」で、かつて交際していた相原勇(50)と20年ぶりに再会し、話題を呼んでいた。「王道」の公式ツイッターは12日以降、更新されていない。

 ◆曙 太郎(あけぼの・たろう)旧名チャド・ローウェン。1969年5月8日、米ハワイ州生まれ。47歳。元高見山の東関親方にスカウトされ、若花田、貴花田兄弟らとともに88年春に初土俵。90年春、新十両。同年秋に新入幕。92年夏場所後に大関昇進。93年初場所後に外国出身者として初の横綱昇進を果たす。96年に日本国籍を取得。優勝11回。2001年初場所後に現役引退し、東関部屋付きの親方に。K―1参戦のため03年11月に退職したが、13年に東関部屋の師範代に就任。麗子夫人とは98年に結婚し1女2男がいる。身長201センチ、体重233キロ。

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