つなぎ融資の女王・山辺容疑者、ホットパンツで強制送還→逮捕 自称38歳の62歳

2017年4月20日6時0分  スポーツ報知

 3月にタイで不法滞在していたとして逮捕された「つなぎ融資の女王」こと山辺節子容疑者(62)が19日に強制送還され、空路移送中に熊本県警が出資法(預かり金の禁止)違反の疑いで逮捕した。山辺容疑者は、企業への融資名目に元本保証と配当金支払いを約束して、東京の会社役員らから計6800万円を集めていた。タイでは「38歳のエリコ」を自称。この日も生脚を出したホットパンツ姿という“若々しさ”で日本へ到着した。

70人超から7億円か 山辺容疑者が、衝撃ファッションでタイから日本へ帰国した。還暦を超えているがホットパンツから生脚を露出。ノースリーブに茶色のカチューシャ、顔にはナチュラルメイクを施していた。

 到着した羽田空港ではグレーのパーカで顔を隠していたものの、足はあらわ。報道陣の問いかけには応じず、熊本空港から午前中に熊本東署に入った。

 山辺容疑者の逮捕容疑は、2014年11月~15年4月、東京の会社役員の男性(55)に元本保証と配当金支払いを約束して計2500万円を、15年4月~同5月に名古屋市の会社役員の男性から計4300万円を預かった疑い。熊本県警によると「間違いない」と容疑を認めているという。

 同様の手口で、高い金利をちらつかせて北海道から宮崎県までの70人以上から少なくとも計7億円を集めていたとみられ、「東芝など大手企業が資金繰りに困った際につなぎの融資として出資する」との誘い文句を使っていた。県警は詐欺容疑も視野に捜査し、他に複数人が勧誘に関わったとみて、事件の全容解明を進める。

 県警は1月に出資法(預かり金の禁止)違反の疑いで逮捕状を取っており、国際手配していた。山辺容疑者は1月20日にタイに入国。3月30日に東北部のガソリンスタンドで逮捕された。これまで計15回、同地を訪れており、逮捕当時は交際していたとみられる30歳以上も年下のタイ人男性を同伴。地元紙などによると、この男性には「38歳のエリコ」と名乗り、自宅まで建ててあげていたという。

 山辺容疑者は、熊本地震で大きな被害を受けた同県益城町出身。山あいの小さな集落に、十数年前に新築した2階建ての豪邸で暮らしていた。地震で自宅に目立った被害はなかった。

 複数の近隣住民によると、山辺容疑者は一人っ子で「自由奔放で思うまま生きてきたような人だった」。結婚して子供もいた。熊本市内でスナックを経営しており、政治関係者との交友関係もあった。4年ほど前に車庫のシャッターが何者かに傷つけられる被害があり、2年ほど前から姿を見かけなくなったという。

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