森内九段、清水女流六段らが将棋連盟新理事就任へ

2017年4月27日16時33分  スポーツ報知
  • 森内俊之九段

 日本将棋連盟の新しい理事を決める予備選挙の投票が27日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、関東所属の森内俊之九段(46)、森下卓九段(50)、清水市代女流六段(48)、鈴木大介九段(42)、佐藤康光九段(47=現会長)の5人、関西所属では、脇謙二八段(56)、井上慶太九段(53=現常務理事)の2人が当選し、新理事に選出された=いずれも届け出順=。

 選挙によって選出される理事の枠は関東5、関西2の計7人。立候補者は関東7、関西3の計10人だった。当選した7人は、5月29日の通常総会で正式に承認された後、就任する。同時に、理事の互選によって会長を選出するが、2月に就任した佐藤現会長が留任する見込みだ。

 清水女流六段は1985年のデビューから現在に至るまで女流棋界のトップに君臨し、史上最多のタイトル獲得43期を誇る。現在、女流棋士会会長を務めている。過去に女流棋士が非常勤理事に就任した例はあるが、常勤理事としては史上初めて。将棋界に新しい風を吹かすことになる。

 87年に四段(棋士)となった森内九段は、奨励会(棋士養成機関)同期の佐藤会長や羽生善治3冠(46)とともに一時代を築き、名人8期などタイトル12期を獲得している十八世名人資格保持者。先月、名人を目指す順位戦への参加資格のない「フリークラス」への転出を宣言していた。

 将棋連盟は、棋士が対局中にコンピューターソフトを不正に使用したとする騒動での対応を巡り、1月に谷川浩司前会長(55)ら2理事が辞任。佐藤九段が新会長に就任した後、一部の棋士が他の理事5人の解任を請求し、投票により3理事が解任されていた。

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