隈研吾氏、林業大学校の校長就任で「生徒に新国立の建設現場を体験させたい」

2017年5月16日12時12分  スポーツ報知
  • 来年4月から高知県立林業大学校の初代校長に就任する隈研吾氏(中央)と尾崎正直知事(左)矢野富夫梼原町長

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムで、現在建設中の新国立競技場の設計を担当した建築家の隈研吾氏(62)が、来年4月に高知県香美市に開校する「高知県立林業大学校」の初代校長に就任することが決定し16日、都内で会見した。

 同学校は、県面積の84%を森林が占める高知県が、次世代の林業、木材産業の担い手を養成することを狙って創立。2015年4月に「林業学校」として開校し、来年からは専攻課程を設けて本格開校する。隈氏は木材を使った建築家の第一人者であると同時に、30年ほど前から同県梼原(ゆすはら)町の施設を手掛けるなど、縁が深いことから就任が決定した。

 専攻課程では設計事務所や工務店などへの就職を目指す木造設計コースなど3コースを設置。カリキュラムの中にはインターンシップ(就業体験)もあり、隈氏は「若い人たちは、新国立競技場には非常に興味があると思う。建設スケジュールは厳しいですが、工事の進行に影響しない何らかの形でぜひ体験してほしいと考えています」。木材の利用が予定されている新国立競技場の工事現場を“授業”の一環とする計画を思い描いていた。

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