将棋の「叡王戦」がタイトル戦に昇格! 王座戦以来34年ぶり

2017年5月20日21時40分  スポーツ報知
  • 姫路城で「叡王戦」のタイトル戦化を発表した日本将棋連盟棋士会の佐藤康光会長(左)とドワンゴの川上量生会長

 「ニコニコ動画」などを運営するIT会社・ドワンゴと日本将棋連盟が主催する将棋の「叡王戦」が、6月中旬に始まる第3期からタイトル戦に昇格することが20日、発表された。

 将棋のタイトル戦発足は1983年度の王座戦以来34年ぶりで、将棋界は開始年度順に名人戦、竜王戦、王将戦、王位戦、棋聖戦、棋王戦、王座戦に続いて8大タイトルとなる。契約金の額による序列は3位になるという。主催が新聞社以外のタイトル戦は初めて。

 第3期叡王戦は、全現役プロ棋士と女流1人、アマチュア1人(ともに主催者推薦)が6月中旬から10月まで段位別予選を行い、15人の本選トーナメント(11~12月)の出場枠を争う。第2期叡王戦で優勝した佐藤天彦名人(29)はシードとして本戦から出場。決勝の七番勝負が来年3~5月に行われる。

 七番勝負はどちらかが4勝した時点で終了するが、第6局までは持ち時間パターンが1時間、3時間、5時間の3種類あり、第1・2局は先手の棋士がどれかを決めることができる。第3・4局は第1局の後手が残り2種類から選択。第5・6局は残った1種の持ち時間で対戦する。第7局は持ち時間が6時間となる。

 兵庫県姫路市の姫路城内での発表会見に出席したルール考案者の日本将棋連盟棋士会・佐藤康光会長(48)は「短距離、中距離、長距離走のような形。戦略性、総合力が必要になってくる」と説明。ドワンゴの川上量生会長(48)は「非常に面白く斬新なルール」と期待を込めた。

 第4期からは叡王と挑戦者が決勝で争う形となる。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
今日のスポーツ報知(東京版)