将棋連盟と三浦九段が和解 慰謝料の支払いなどで合意

2017年5月24日21時22分  スポーツ報知
  • 和解で合意した三浦弘行九段(左)と日本将棋連盟・佐藤康光会長

 日本将棋連盟は24日、東京都渋谷区の将棋会館で会見し、昨年10月に対局中のコンピューターソフト不正使用を疑われ、後に不正なしと認められた三浦弘行九段(43)との間で、慰謝料の支払いなどで和解に合意したと発表した。

 会見した佐藤康光会長(47)によると、連盟は三浦九段に不利益(3か月間の休場、名誉の毀損など)を生じさせたことを謝罪して慰謝料(金額は非公表)を支払い、三浦九段は民事、刑事を問わず本件についての請求は今後行わない、などの事項で合意した。

 佐藤会長は「長くかかったが、円満解決して大変良かったと思います。本日をもって終止符を打ちたい」と述べ、三浦九段は「将棋界が盛り上がっている中、水を差してはいけない。連盟発展に尽力します」とし、今後対戦したい相手に話題の史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)を挙げた。

 疑惑を指摘した棋士の一人である渡辺明竜王(33)は、その後取材に応じ「会見前に三浦さんと会い、ご迷惑をお掛けしたことをお詫びしました」と明かした。これについて、三浦九段は「将棋界を盛り上げていこうという気持ちは一緒だと、暗黙の了解で伝わりました」と語った。

 三浦九段は昨年10月、対局中にスマートフォンを不正に使用したと指摘されるなどして年内の出場停止処分を受けたが、第三者委員会による調査で「不正行為の証拠なし」との結果が発表された。

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