将棋連盟新理事紹介〈7〉清水市代女流六段「力の限り尽くして参りたい」女性初の常勤理事

2017年5月30日10時0分  スポーツ報知
  • 女性として初めて日本将棋連盟の常勤理事に就任した清水市代女流六段

 日本将棋連盟は29日、都内で棋士総会を開催し、現役棋士7人を新理事に選出した。今後2年間、将棋界の舵取りを担う7人の経歴と横顔を紹介する。

 女性として初めての常勤理事となり、渉外部と事業部を担当する清水市代女流六段(48)は1969年、東京都東村山市生まれ。故・高柳敏夫名誉九段門下。84年、育成会入会。85年、2級(女流棋士)に。87年、初タイトルの女流名人に輝く。96年、年間タイトルを独占し「女羽生」とも称された。通算獲得タイトルは女流名人10期など43期。クイーン名人、クイーン王将。クイーン王位、クイーン倉敷藤花の永世称号を持つ女流棋界のレジェンド。

 茶道など日本文化に精通しており、対局時の姿勢の美しさでも知られる。女流棋士会の会長も務め、実務経験は豊富だ。

 以下、立候補の理由や抱負など。

 「将棋界の発展のため、将棋を愛してくださる皆々様、全ての皆々様のために力の限り尽くして参りたいと思います。

 女性ということで、選挙期間中から注目もしていただきました。将棋界以外の方々からの激励も大変多く頂き、自分にとって大きな励みになりました。将棋界の歴史は大変深く、重く、長くございますが、歴史の習慣に囚われることなく、新しい感覚で運営に関わっていけたらと思います。

 将棋界が発展すれば女流棋界も発展していくと思いますので、男女関係なく先駆けとなって走っていけたらといいなという強い思いはあります。

 盤上では読み筋通り進まないというのが常なんですけど、(昨年から)普段の将棋界においては全く思いも寄らない事態が次々と起きまして、何を信じればいいか自分自身でも本当に分からなくなってしまって、本当に先人の方々、諸先輩方が築き上げた連盟がどうなってしまうのか、心配で、居ても立っても居られなくなってしまって、新しいものをより良い方向に風を吹かせて、自分に出来ることであれば、お役に立ちたいという思いが強く沸き上がってきました」

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