都民ファーストの会・小池百合子代表「築地の不動産価値は日本一。生かすこと考えないと」

2017年6月20日9時0分  スポーツ報知
  • 「都民第一」を強調した小池百合子都知事

 ◆主要各党トップに聞く〈1〉 都民ファーストの会 小池百合子代表

 小池氏の知事としての命運を左右する今回の選挙。まず目標議席数を尋ねると、ハッキリ勝敗ラインを口にした。

 「同じ仲間で過半数(64議席)以上のマジョリティーを確保したい(19日現在で都民Fの公認候補者数は49、推薦は36)。改革を進めるには、スムーズに進めるには当然の目標です」

 最も注目されているのは豊洲市場移転問題。小池氏は告示前に方針を発表する予定だ。

 「このインタビュー掲載は20日ですか。いま話すわけにはいかないので、ごめんなさい。ファイナル(結論)はまだなんです。ただひとつ言えるのは、築地のロケーションは不動産価値として日本一ということ。生かすことを考えないと。今までのブランドとロケーションを重ねると、長期的に考えれば“最強”になりうるわけです。と言うことは、ワンショットでポンと全部売って、魂まで売ってしまうのは良くないとは思いますよ」

 豊洲に移転したとしても、市場の安心安全や収支など、永続的な視点が重要になる。

 「今後の市場収支などの予測は、もっとシビアに計算しなければいけない。赤字経営は許されない、そのための工夫が必要なんです」

 今回の選挙の争点は何なのか。いの一番に都議会改革を挙げた。

 「東京は都知事が4人、次々に変わっている異常事態。その間、都議会の方に決定権が移っていた時期があるわけです。都議会って、地方議会のなかでも“泥臭さ”は群を抜いている。忖度(そんたく)政治の最たるもの。都議会自民党も都庁の側も忖度忖度、もうさすがに21世紀型議会に生まれ変わらなければいけない。都民Fの候補者は弁護士、お医者様、公認会計士、子育て中の人など専門家ぞろい。今までと違う、忖度のない提案型議会になれればと期待してます」

 自民党の石原伸晃前都連会長が「自分の政党を作り、自分の言うことを聞く人間だけで進めれば大きな混乱を引き起こす。北朝鮮を見れば明らかだ」と小池氏を批判しました。

 「フフフ、面白いわね。あなたたち、そのど真ん中だったじゃないのと思いますけどね。よく言うわと。もう少しシャレたことを言えばいいのに」

 最後に都民へのメッセージを聞くと、明快な答えが返ってきた。

 「都議選はオリンピックと同じ4年に1回、今は都政を都民の手に取り戻す絶好のチャンス。みなさんにそう考えていただければ、幸いですね」

 ◆小池 百合子(こいけ・ゆりこ)1952年7月15日、兵庫県芦屋市生まれ。64歳。エジプト・カイロ大卒業後、アラビア語通訳、ニュースキャスターを経て、92年の参院選で日本新党から比例区で出馬し当選。93年、衆院選に旧兵庫2区から当選。03年に小泉内閣で環境相、07年に第1次安倍内閣で防衛相に就任。16年に東京都知事選に出馬し、291万2628票を集めて当選。女性としては初の都知事となった。

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