アキバ騒然!安倍首相街頭演説に籠池氏が乱入

2017年7月2日7時0分  スポーツ報知
  • 100万円の束を手に、安倍首相の街頭演説に現れた「森友学園」の籠池泰典前理事長

 2日に投開票を迎える東京都議選は1日に選挙戦最終日を迎え、各党候補者が最後のお願いを行った。自民党・安倍晋三首相(62)は東京・秋葉原で最初で最後の街頭演説を行ったが、学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長(64)がまさかの乱入。ヤジも飛び交い、現場は大混乱に陥った。都民ファーストの会(都民F)代表の小池百合子都知事(64)は、大雨のため八丈島での演説がキャンセルになるハプニング。代わりに都内で演説し、計102か所にわたった都議選の街頭を締めくくった。

 安倍首相が都議選唯一の街頭演説に選んだ場所は、秋葉原駅前だった。アキバは2012年衆院選から計4回の国政選挙を締めくくり、いずれも大勝した縁起のいい場所。

 現場は首相演説前から荒れ模様となった。学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長がサプライズ登場し「国政の最高責任者が説明責任を果たしていない。直接聞きたかった」。安倍昭恵夫人から受け取ったと主張する100万円を頭上にかざし、「直接渡したい」と話した。

 だが、混乱の恐れがあるとする警察官数人が離れた場所に“連行”。籠池氏は首相に向け「ウソをつくな」「もらったモノはもらったと言え」などとヤジを連発。終了後は「(安倍政権は)真摯(しんし)な姿勢が足りない」などと苦言を呈した。

 安倍首相の演説では、市民団体などにより「安倍辞めろ」コールやブーイングが50回以上起き、警察官ともみ合いになる一幕も。「安倍政治NO」などの横断幕を掲げると、自民党支持者が前方に旗を立て“応戦”。怒号が飛び交う異様な雰囲気となった。

 首相は加計学園問題や閣僚の失言などで逆風が吹く状況に「今回の選挙はとても厳しい戦い」「政権のリーダーとして心配を掛けており、申し訳ない思いだ」と釈明。一方で、政権の実績を強調し「自民党しかない」と訴えた。

 演説中もヤジは止まらず、首相は徐々に挑発口調に。「人の演説を邪魔するような行為を自民党は絶対にしない」とあおり、「こういう人たちに負けるわけにはいかないです」とヒートアップ。「安倍辞めろ、帰れ」コールが響く中、最後は「頑張ろう!」と絶叫し、演説を締めた。

 安倍首相は13年都議選では、告示前から20か所以上で街頭演説し、自民は59人全員が当選した。今回は、逆風を意識してか体育館など屋内のみ。街頭演説はこの日が最初で最後となった。

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