神懸かり的な逆転劇!14歳最後の対局を連勝で飾った藤井四段「次の1年も強くなれるように」

2017年7月11日17時22分  スポーツ報知
  • 14歳最終戦、逆転で勝利した藤井聡太四段

 公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(14)が11日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第7期加古川青流戦トーナメント3回戦・都成竜馬四段(27)戦に130手で勝利した。

 一時は敗勢に陥ったが、神懸かり的な終盤力で逆転勝利。19日に誕生日を迎える藤井四段にとって、14歳最後の対局を白星で飾り「序盤、こちらが踏み込みを欠いてしまって自信のない戦いになりました。最後はなんとか…敗戦(連勝ストップ)の後に2連勝ということで…。公式戦で14歳最後の一局ということで内容は清算しないと分かりませんが結果は勝てて良かった」。相手の都成四段は、連勝中の21連勝目と25連勝目で勝利を収めていたが「都成さんとは3度目の対戦でしたが意識することなく、自然体で指そうと思いました」

 棋士養成機関「奨励会」で四段(棋士)昇段を果たし、新記録も樹立した14歳としての1年間を振り返り「本当に1年前は三段リーグの真っ最中だったので、周りの環境なども含めて、いろいろ変わったことが多かった1年でしたけど、自分でも成長できた1年だったのかなと思いますので、次の1年も昨年以上に強くなれるように頑張りたいと思います」と抱負を述べた。

 藤井は昨年10月、史上最年少の14歳2か月で四段昇段。同12月の加藤一二三九段(77)とのデビュー戦から勝ち続け、6月26日の増田康宏四段(19)戦で、1987年度に神谷広志五段(現八段=56)が樹立した歴代最多記録を塗り替える29連勝を記録した。

 7月2日の佐々木五段戦に敗れ、連勝はストップしたが、同6日の中田功七段(49)戦に勝利。本局で2連勝となった。

 四段や奨励会員ら若手が参加する加古川青流戦は8大タイトル戦には含まれない一般公式棋戦。2013年度には、藤井四段の連勝を止めた佐々木勇気五段(22)が優勝している棋戦でベスト8進出を決めた。

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