トランプ米大統領、仏大統領夫人にセクハラ「いいスタイルだ」

2017年7月15日7時0分  スポーツ報知
  • (左から)メラニア米大統領夫人、トランプ米大統領、マクロン仏大統領、ブリジット仏大統領夫人(ロイター)

 トランプ米大統領(71)が13日、訪問先のパリでフランスのマクロン大統領(39)のブリジット夫人(64)に対し、「とてもいいスタイルだ」「美しい」などと発言し、欧米メディアなどからセクハラ発言との批判が噴出した。トランプ氏は昨年の大統領選中に女性蔑視発言が問題になり、先月末もテレビ局の女性キャスターを中傷して非難を集めたばかり。フランス初訪問でも女性に関して汚点を残した形だ。

 マクロン大統領のフェイスブックに投稿された動画で、トランプ大統領から“問題発言”が飛び出した。 皇帝ナポレオンのひつぎが安置されるアンバリッド(廃兵院)で、トランプ氏はマクロン氏、メラニア夫人、ブリジット夫人と4人で会話した。別行動を取る予定だったため、トランプ氏は両夫人に「一緒に楽しんで」と声を掛けると、唐突に「You are in such good shape.(いいスタイルだ)」―。トランプ氏は右手を前に出し真っ白なワンピースを着たブリジット夫人にこう述べた。

 さらに隣のマクロン氏にも「good physical shape」と同様の趣旨で話しかけ、「美しい。楽しんで来て」とも発言した。メラニア夫人は戸惑ったような表情を見せたものの、ブリジット夫人の肩に手を当て、別々に行動した。

 1分ほどの会話だったが、トランプ流の“コミュニケーション”は猛反発を招いた。「下品」、「失礼」、「性差別主義者」などの批判がSNSなどに殺到。トランプ氏は2月にフランスのテロについて「パリはパリでなくなった」と発言し、波紋を呼んでいたが、さらに炎上させた形となった。マクロン氏との共同記者会見では「偉大な大統領を迎えたので(パリは)良くなる」と称賛。ブリジット夫人への発言も褒める意図があったとみられる。

 各国メディアも女性の外見に対する発言について「不適切」などと報道した。13日朝にはブリジット夫人とハグした際、左手をつかみなかなか離さず「見苦しい」との批判も出ていた。トランプ氏はツイッターにマクロン夫妻とエッフェル塔の展望レストランで夕食を楽しんだ様子を投稿したが、自身の一連の発言については触れていない。

 マクロン氏の高校時代の教師だったブリジット夫人はマクロン氏より25歳年上。メラニア夫人はトランプ氏より24歳年下で、いずれも年の差カップルで知られる。

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