宇都宮氏がシンポジウムで小池知事批判「まったく無責任な方針」

2017年8月26日18時11分  スポーツ報知
  • 小池百合子都知事

 元日弁連会長の宇都宮健児氏(70)が26日、都内でシンポジウム「今こそ徹底検証 小池方針『築地移転の行方』」を開催し、豊洲市場と築地市場を両立させるとの基本方針を示した小池百合子都知事(65)がその中身を明らかにしていないことについて「情報公開を訴えてきた都議選前の姿勢を大きく転換した」と批判した。

 昨年の都知事選で告示日前日に出馬辞退をした宇都宮氏は、小池氏の当選後、都庁を訪問し、築地移転の停止などを求める要望書を提出していた。しかし、小池氏が示した基本方針は、宇都宮氏の期待を裏切るものだった。

 宇都宮氏は、移転先の豊洲の仲卸96店舗でカビが発生している事態などに触れ、小池氏が市場で中核となるはずの仲卸業者の意見を全く反映していないことを問題視。「豊洲は築地よりはるかに広い敷地なのに、卸売業者のスペースは狭くなる。意見がまったく聞かれていない建物を作ってしまった。仲卸業で働く労働者の皆さんを支援しない限り、維持できない。築地は5年後に再開発するというが、その時に小池さんは知事であるか分からない。まったく無責任な方針」と批判した。

 さらに築地市場を守るために、沖縄・辺野古での海上ヘリ基地建設反対運動を例に挙げて座り込み抗議を提案。「築地も仲卸業者の皆さんが辺野古と同じように座り込めば勝てるんじゃないか。勝つまで闘うこと。仲卸業者を孤立させず、都民の支援の輪を広げていくことが守る鍵ではないか」と話し、拍手を浴びた。

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