羽生二冠が竜王挑戦者に「永世七冠」目指す

2017年9月8日23時10分  スポーツ報知
  • 「永世七冠」を目指して竜王戦への挑戦権を獲得した羽生善治二冠

 将棋の羽生善治二冠(46)=棋聖、王座=が8日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第30期竜王戦の挑戦者決定3番勝負第3局で松尾歩八段(37)に後手番の126手で勝ち、渡辺明竜王(33)=棋王=への挑戦権を獲得した。

 竜王のタイトルは連続5期または通算7期を獲得すると「永世竜王」となる。既に名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖のタイトルで永世称号を保持し、竜王6期を獲得している羽生二冠にとって、10月に開幕する7番勝負は「永世竜王」と同時に「永世七冠」の懸かるシリーズとなる。終局後は「竜王戦の7番勝負は久しぶりなので気持ちを新たに臨みたいと思います。2010年以来なので、間は空きますが、だいぶ時間が経っているので、違った面白さが出るシリーズになればいいかなと思っています」と抱負を述べた。

 現在、獲得タイトル通算98期の羽生二冠。進行中の王座戦5番勝負(現在0勝1敗)で防衛すると、竜王戦は通算100期の大記録も懸かるシリーズになる。

 竜王戦は現在、渡辺竜王が2連覇中で通算14期獲得と圧倒的な力を見せている。羽生二冠は2008年、渡辺竜王を相手に「勝った方が初代永世竜王」というシリーズを戦い、開幕3連勝を飾りながら4連敗で喫した経緯もあるだけに、ゴールデンカードの再戦は注目を集めそうだ。

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