京都市職員、下半身画像を公共Wi―Fiで送信…ストーカー容疑で逮捕

2017年9月13日7時0分  スポーツ報知

 京都市などが運営する無料の公共無線LANを悪用し、女性にわいせつな画像を送りつけるなどしたとして、京都府警は12日、ストーカー規正法違反の疑いで、京都市右京区の市交通局職員・清水達也容疑者(50)を逮捕した。容疑を認めている。清水容疑者は、仕事場にフリーWi―Fi(ワイファイ)のアクセスポイントがあることを悪用し、勤務中にも犯行に及んでいたという。

 観光客がパソコンやスマートフォンなどで、さまざまな情報を簡単に入手できるよう、市内各地に張り巡らされた無線LANのスポットを、あろうことか市の職員が自らの欲望を満たすために使用していた。

 清水容疑者の逮捕容疑は今年1~6月、好意を寄せる知人女性(24)に対し、男性の下半身などのわいせつ画像76点を25回にわたってメールで送信したほか、「バイブレーター」と呼ばれるアダルトグッズ2点を女性の自宅に送りつけた疑い。清水容疑者は容疑を認めているが、女性につきまとうなど、直接的なストーカー行為は行っていない。

 府警サイバー犯罪対策課によると、市営地下鉄の山科駅などで主任助役として統括業務などに当たっていた清水容疑者は、主に同駅で観光客や住民向けの公衆無線LAN「KYOTO Wi―Fi」を悪用。「捨てアド」と呼ばれる、一時的な利用を目的としたフリーメールなどで取得できる複数のアドレスを使って、身元を隠していた。勤務中にも送信していたという。

 「KYOTO Wi―Fi」は2012年にサービスを開始。地下鉄の駅やバス停などの施設だけでなく、コンビニやレストラン、商店などにも設置されており、アクセスポイントは現在、市内に約2100か所ある。当初は普及のため、架空のメールアドレスを入れても使用可能だったが、データ盗用や犯罪への利用などを防止するために府警が指導。その結果、15年からは仮登録したアドレスに送られたメールから、本登録を行わないと利用できない形式となっていた。

 市交通局職員課は「職員が逮捕され、誠に申し訳ない。事実確認の上、厳正に対処する」とコメントしている。

 ◆Wi―Fi(ワイファイ) 無線LANの規格の一つ。パソコンやスマートフォン、タブレットなど、ネットワーク対応機器が無線で接続可能となる。インターネットの利用拡大によって、公衆の場所でも接続ができるアクセスポイントが急速に増加しており、登録すれば無料で利用できるものも多い。

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