森下九段の長男で俳優の森下大地が歌手ダイアナとペアで碁国際大会に出場
2017年12月4日7時0分 スポーツ報知
将棋・森下卓(たく)九段(51)の長男で俳優の森下大地(19)が3日、都内で行われた「第28回国際アマチュア・ペア碁選手権大会」(荒木杯ハンデ戦)に歌手ダイアナ・ガーネット(29)と組み、初出場した。
1つの碁盤を使い、男女交代で打つペア碁。ダイアナが司会のNHK Eテレ「囲碁フォーカス」(日曜・正午)の企画で、一般公募による自由参加のハンデ戦にエントリーし、4番で2勝2敗だった。
大地は幼少期に囲碁を覚え、漫画「ヒカルの碁」の影響で中学時代に熱中。現在も、ネット碁を趣味にしている。11月に2度、安藤和繁五段(34)の指導の下、ダイアナと合同練習。安藤五段から「四段ぐらいの実力がある」と、太鼓判を押されるほどの腕前だ。
最終戦を2目勝ちし、連勝締め。目標の1勝をクリアし、「2連敗した時はプレッシャーを感じたけど、勝って終われて良かったです」と安どの表情。「段位、級位の異なるペアと組むのは面白い。対局中、自分にない発想を得られるのが、魅力ですね。趣味が形になってうれしい。このような機会をいただければ、また出場したい」と話した。
会場から見守った卓九段からは「頑張ってね」と激励を受けた。父とは高校時代まで碁を打ったが、将棋を指したことはないという。