伊藤詩織さん裁判、山口敬之氏側は争う意向も誰も出廷せず

2017年12月5日14時45分  スポーツ報知
  • 第1回の口頭弁論後、取材に応じた伊藤詩織さん

 元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏(51)に性的暴行を受けたとして、フリージャーナリストの伊藤詩織さん(28)が損害賠償を求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が5日、東京地裁(鈴木尚久裁判長)で開かれた。被告側は争う意向だが、この日は誰も出廷しなかった。

 閉廷後、取材に応じた伊藤さんは「『もしかしたら、相手の方(山口氏)がいらっしゃるかも』とうかがっていたので、いつ部屋に入って来るのか緊張していましたが、誰も席におらず、不思議な気分になりました」。山口氏の顔を見た時に自分がどんな反応をするのか想像できなかったそうだが「相手の目を見て、話をうかがいたいと思った」と残念そうな表情を見せた。

 伊藤さんは、山口氏に酒を飲まされ乱暴されたとして、警察に準強姦(ごうかん)容疑(当時)で被害届けを出したが、東京地検はこれを不起訴処分に。その後、検察審議会に申し立てを行ったものの、「不起訴相当」との結論が出た。そのため、精神的被害を受けたとして、1000万円の慰謝料を求める民事訴訟を起こすことで、真相追究をしようとしている。

 「今まで、(不起訴に至るまで)どういったことが話されていたのか、初めてオープンにされる。フェアな場所を設けていただけたことは良かったと思います」と伊藤さん。慰謝料よりも事実を明らかにしたいという思いを新たにしていた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ