羽生永世7冠、一夜明けて「夢なんじゃないかと思いました」

2017年12月6日9時12分  スポーツ報知
  • 永世7冠を報じる朝刊を手に笑顔の羽生善治竜王

 将棋の羽生善治竜王(47)が6日朝、史上初の永世7冠達成から一夜明けて、鹿児島県指宿市の宿舎で取材に応じ「(目覚めて)夢なんじゃないかと思いました。よかったなと思います」と率直な心境を打ち明けた。

 4~5日に行われた第30期竜王戦7番勝負第5局で渡辺明前竜王(33)に勝ち、通算7期目の竜王位を獲得。「永世竜王」の資格を手にし、7つある永世称号を制覇する前人未到の「永世7冠」を達成した。

 前夜は理恵夫人(47)に勝利を報告。「お疲れ様でした」と労いの言葉をもらい、温泉に入ってすぐに眠りに就いた。「朝、新聞を読んで、終わったんだなと思いました。緊張が解き放たれました」。夫人に感謝の思いを伝えたいとし「対局に集中できるように細やかに気を使ってくれて、とても感謝しています」と穏やかな顔で語った。「あと、たくさんの方に激励の言葉を掛けていただいたので、お礼の気持ちを伝えていけたらと思います」

 2018年は通算99期としたタイトル数を100期の大台に乗せることに期待が懸かる。「気が付いたら棋士をずいぶんと長い間やっています。最近は取り巻く環境も変化していて、どのように対応すべきか考えされています。強い若手もたくさん出てきているので切磋琢磨しながらやっていきたいです」。藤井聡太四段(15)とのタイトル戦についても「私が頑張り続けることが出来れば、実現出来るのではないかと思います」と述べていた。

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